ブルドック

自分のデビューにあたるカクテル名は「ブルドッグ」。

ウォッカとグレープフルーツを混ぜ、ロックグラスの縁に塩をつけて出す、いたってシンプルなものです。
しかし自分にとってはまさに初挑戦。ふるまったお客様が口をつける瞬間、ドキドキしながら聞き耳を立ててしまったのを覚えています。

「これ何?塩?おもしろいね~ 美味しい~」

その声を聞けてホッとひと息。
自分の中でようやくバーテンダーとしての本格的なアルバイト人生が始まった気がしました。

その後自分はどんどんアルバイトに没頭し、毎日22時までだった出勤形態を翌朝5時までの夜番も務め、習得したカクテルのレシピ数は250種類にもなりました。
お店もその努力を認めてくれたのか、ポジションも店長、副店長の次に位置する「リーダー」を任せてくれました。

その後、就職とともにアルバイトは引退しましたが、いまだに当時のバーテンダー仲間とは集まっています。
飲食のアルバイトは大変なことも多いですが、こんな風に自分の技術と自信が上がっていくことを感じることができる「バーテンダー」本当におすすめです。